大阪は、うどんの街である。
今は、いい蕎麦屋も多くできたが、うどん屋の方がはるかに多い。
田辺聖子さんが「春情蛸の足」で、「昼のうどんを、ひたすらおいしく食べるために人生はある」と書かれているように、関東人では想像つかない愛着がそこにはある。
特にきつねうどんは、愛してやまない料理だという。
そんな大阪でも、最近讃岐系うどん屋が多くできている。
大阪うどんとは全くタイプが違うのだが、ほうぼうに人気店ができているらしい。その一軒である「うどん処 重巳」に出かけた。